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温泉はなぜ体に良いのか?

こんにちは、弘邦医院院長の林雅之です。本日のテーマは「身長について」です。皆さんは世界で一番背の高い人をご存知でしょうか?男性では米国人のロバート・パーシング・ワドローさんだと言われています。22歳で亡くなった時の身長は272㎝だったそうです。一方、女性では中国人の曾金蓮さんで17歳で亡くなった時の身長は248㎝だったと言われています。いずれも脳下垂体に腫瘍があり、成長ホルモンが出続けたことが高身長につながった原因だといわれています。

 では、低身長の人はどうでしょうか?記録が残っている範囲では男性は57㎝、女性は61㎝だったそうです。

 極端な高身長や低身長には成長ホルモンなどに影響を与えるような病気が関係しているといわれますが、一般的には栄養が関係しているといます。

 実際、日本でも戦後栄養状態が劇的に変化してからは一貫して身長は伸びています。栄養状態の良さはその国の経済状態に関係するため、経済成長が著しい国の国民は身長が伸びていることがわかっています。逆に言えば、その国の国民の身長の伸び率をみると、経済状況の良し悪しがわかるということになります。

そのせいか、ここにきて日本人の身長は頭打ちになっているようです。その理由は経済成長率=栄養状態でなく、日本人が肉体的に早熟で欧米人に比べて早く成長が止まるからだといわれていますが、本当のことはわかっていません。

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